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またもや自分を見直してみる。

こういう時って自分を振り返ってみなきゃいけないかなって……そう思うと全然眠れない。

Ayukoは子供の頃から、両親や祖父母から成績優秀でオール5をとっていて活発だった一つ下の従姉妹と比較されて育ってきた。
確かに従姉妹は当時、マーチングバンドで活躍していたし、進学するときだって優秀な成績で奨学金をもらっていたし、今でも子供がいながらも一人前のナースとして頑張っていてとっても素敵な方だ。

それに比べてAyukoなんて、劣等生のレッテル貼られてもおかしくないぐらいの子だった。成績は良くもなく悪くもなくなのかも知れないけど、親不孝者だったんじゃないかなって、走馬灯の如きグルグルと思い出すぐらい。……転校する前の小学校で割と友達がいたことに対しても、両親からすると『あんたの耳が悪いから、みんなが特別扱いをしてただけなんだ』って感じで、転校して学校に馴染めずいたときも『今の周囲が本当の世間の姿なんだよ。あんたは今までそれをしらなすぎたんだ』って言われ続け、高校に進学することになっても自分の志望校に対して『あんたは逃げてるよ。どうして地元の学校に行かないの?』ってはじめは言われたり、幸い、志望校に行って勉強したいことができて、しかも短大に進学出来て頑張って勉強してきたけれど、結局はまともに就職できなかったから、『せっかく短大まで生かせてやったのに、こんな有様なんて……』って責められ続け、仕方なくバイトし始めた仕事もすぐにクビにさせられ、なかなか定職に就けなかったことに対しても『あんたはダメだねぇ~。普通はこの年だと正社員でキャリアも積まれていて、ベテランになってるはずだよ』って言われ続け……挫折していたときに旦那と出逢って、その旦那にいろんな愚痴を聞いてもらったり、『そんなの気にしちゃだめだよ。あなたはダメ人間なんかじゃないから』って労わりの言葉に『この人となら幸せにやっていきそうだな』って思って結婚を決めたわけだったのに、結局、この台詞は旦那自身の快楽を満たすための決め台詞だったんだって思えるほど、Ayukoの事を本当に愛してくれていたのかどうか? 時々不安になる。もしかすると、Ayukoなんて単なる『自分の快楽を満たすためだけの道具』として見ていただけだったんじゃないのかな?ってね。

だけど、Ayuko的にはいじめられたり、周囲に劣等生だとレッテル貼られても、『いつかはぎゃふんと言わせてやる!』……だからこそ、転校する前の小学校で周囲から『Ayukoちゃんっていつも絵が上手だね。デザイナーとかなれるよ(*^_^*)』って……だからAyukoは自分が褒められたことを活かせる。今思えば、そんな仕事に就いて『Ayukoだってやればできるじゃん!』『こういう素敵な部分があるんだね』って認められたい。そんな気持ちだったのかもしれない。

だけど、進学したりしているうちに世間にはAyukoに比べて優秀な才能の持ち主がいる。それに比べて、Ayukoってなんて自惚れだったんだろう?……自分のイラストが世の中に通用できないって分かってきたし、当時は自分がやってみたい仕事に就けなかったのも自分の能力が世間に通用しないんだって言うことを自覚しないまま、『なぜ?』『どうして?』だけが先走っていたけど、今思えば、自分の能力って世間に通用してなかったからなんだなってつくづく痛感してみせたり……。

だからこそ、子供を実際に産んでみると『素敵なママにならなくっちゃ』って言う脅迫概念に襲われた。ここでも劣等生だって言われたくなかったから……だからこそ、周囲の目が気になった。『ちゃんと子育てしなくっちゃ……』って。だからこそ、子供が周囲に迷惑をかけたりすると思わず子供を叱り付けてしまったり、周囲の調和というか、TPOを自分の子が乱しているだけで思わず叱り付けたり、本当は、Ayuko自身、相手を比較するのはいやだ。って祖父母や両親からされたことに対して反面教師を持っていたはずなのにね……(;_;)……しかも子育てがうまくいかないと、『もしかして……』って言う言葉がグルグルして……世間で起きた子供による凶悪事件やら学級崩壊などのニュースのことまでもが思い出されてきて、『このままじゃ、お前の子は事件なり、学級崩壊起こす問題児になっちゃうぞ。今、何とかしなきゃいけないんじゃないか』という声が脳内に響いたりして、もしも子供が心の病にかかろうとしているなら早期発見して、何とか対策を取ってあげなくっちゃって考えたりもした……だけど、今思えばそれに振り回される子供の気持ちを考えてあげられないぐらいダメママだったんだなって……やっぱり、Ayukoってダメ人間なんじゃないかなって……泣けてくるぐらい(;_;)
by meaiyu | 2004-11-26 04:37 | Ayukoのキモチ
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